カリキュラム

化学分野で活躍する人になるために

自然科学分野の中で、“化学”は中心的な科目の一つであり人類の文明を形成する上で非常に重要な役割を果たしています。また、近年、化学分野は日本人ノーベル化学賞受賞者が増加傾向にあることから、日本の得意とする分野でもあります。応用化学科では、世界の第一線で活躍する教員及び近隣の化学系企業から招聘した講師たちが提供する多彩な科目群で、入学した学生たちの総合的な化学の知識と技術の習得を促します。応用化学科が提供するカリキュラムでは、化学を網羅的に理解するための細かな科目群を配置しています。個々の学生が幅広い化学分野で大きく活躍できる人材へ成長できるような教育体制で、学生のやる気を知識と技術力に具現化させます。 応用化学科で4年間学ぶと、物質化学または生命化学のどちらかの分野で活躍できる人材へと成長しています。どちらの領域を学びたいかは、将来の自分に合った職業を想定しながら選ぶということがポイントです。これらの基礎技術は、大学院への進学でさらに専門領域で活躍できる知識と技術の習得が可能です。

学年進行に合わせた学習過程

応用化学科に入学すると1年次は吉田キャンパスにて、高校から大学への学びをサポートする幅広い共通教育科目に加え、工学基礎として専門教育科目の入門領域を学びます。工学の基礎を学び終わると、2年次からは常盤キャンパスにていよいよ高度な専門科目で専門知識を習得すると共にそれを活かすための本格的な実験と演習が行われます。2年次から始まる専門的な化学実験では習得した知識をどのように利用するかを学びます。薬品や専門機器を使うことで化学現象を、手を動かし、目で見て体験し、これに講義で学んだ知識を組み合わせて考察していきます。3年次は選択科目が増え、自分の興味に合った分野の知識を深めます。4年次になると、各教員が運営する研究室に所属し、世界最先端の研究を学び、学生自身の手で新しい自然現象の発見と理論の構築や新しい技術の開発を目指します。研究活動を通して、技術者に求められている“物質感”と“問題解決能力”を養います。これらの成果は、卒業論文にまとめ、その内容を教員・学生の前で発表し、“学士”の学位授与にふさわしい内容であるかが審査されます。審査に合格すると晴れて学士として認められ、学位記が授与されます。また、卒業時に優れた成績を収めた学生には、学長賞や日本化学会中四国支部等より賞が贈られます。また、卒業論文審査会で優れた発表をした学生は“ベストプレゼンテーション賞”として表彰されます。

大学院への橋渡し

山口大学では、平成28年度に大学院創成科学研究科設置に伴い、学部入学から大学院博士前期課程までの6年一貫教育を提供することが可能になりました。これにより、4年次において大学院の科目を先取りして学ぶことが可能になり、社会ニーズに配慮した教育体制が整いました。山口大学の理系学生は、修士号保持者に対する社会的な需要増大から、そのため取得を目指す学生が年々増加しています。 6年一貫教育は学生及び社会から見たキャリアパスの明確化と、高度な学識を備えた人材の育成に最適なシステムです。

大学院でステップアップ

大学4年間で得られる学位は“学士”、大学院博士前期課程2年間を修了すると“修士” ,さらに優秀な,あるいは探求意欲のある学生は博士後期課程に進学することで、専攻する分野に関してさらに高度な知識と技術及びそれらを活かしたイノベーション創出能力を修得することが可能です。大学院博士後期課程3年間を修了すると最高の学位である“博士”が授与されます。大学院には“期間短縮”制度があり、極めて優秀な研究を行った学生は、1年か2年期間を短縮して博士の学位を取得することが可能です。技術者としてだけでなく研究者として化学を開拓する可能性を広げます。 山口大学では、平成28年度に大学院創成科学研究科設置に伴い、学部入学から大学院博士前期課程までの6年一貫教育を提供することが可能になりました。これにより、4年次において大学院の科目を先取りして学ぶことが可能になり、社会ニーズに配慮した教育体制が整いました。6年一貫教育は学生及び社会から見たキャリアパスの明確化と、高度な学識を備えた人材の育成に最適なシステムです。さらに優秀な学生は博士後期課程に進学することで、専攻する分野に関してさらに高度な知識と技術及びそれらを活かしたイノベーション創出能力を修得することが可能です。

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